初めて海外に行く場合、パスポートをつくる必要があります。
申請は地域の役場でできて簡単なので、期間に余裕をもってぱぱっと済ませてしまいましょう。
パスポートの申請方法について解説します。
パスポートの申請に必要な書類
パスポートの申請に必要な書類を確認しましょう。
・一般旅券発給申請書 1通
・戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
・(住民票の写し 1通)
・写真 1葉
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類
一般旅券発給申請書 1通
ダウンロード申請書、手書き書式の申請書を選ぶことができます。
・ダウンロード申請書→パスポート申請書ダウンロード(Web入力対応)
・手書き書式の申請書→地域のパスポート申請窓口で入手
申請書は5年有効なパスポート用と10年有効なパスポート用の2種類があります。(20歳未満の方は、5年有効なパスポートしか申請できません。)
戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
申請日前6か月以内に作成されたものが必要になります。
市区町村役場(支所)で取得できます。
また、マイナンバーカードを持っている方は、コンビニでも取得できます。
(住民票の写し 1通)
住民票が必要になるのは、
・単身赴任や就学等で住民登録をしていない都道府県で申請をする場合
・住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望しない場合
となります。
住民票のある市区町村役場(支所)で取得できます。
また、マイナンバーカードを持っている方は、コンビニでも取得できます。
ほとんどの場合住民票の写しは必要ありませんね。
写真 1葉
申請に行く前に、写真を用意しましょう。
セキュリティーの面から規格が厳しいのと、海外に行く際コピーをすることも多く、いろいろな場面で人に見せることが多いものなので、写真屋さんできれいに撮ってもらうことをおすすめします。
申請者本人に間違いないことを確認できる書類
本人確認に必要な書類には、1点でよい書類と、2点必要な書類があります。
◇1点でよい書類
マイナンバーカード(通知カードは不可)、運転免許証、船員手帳等
◇2点必要な書類(上記書類がない場合)
AとBの各1点、またはAから2点
A
健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要)等
B
次の内写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等
パスポートの申請(発行)にかかる費用
パスポートの申請に必要な費用(手数料)は以下のとおりです。
旅券(パスポート)の種類 | 都道府県収入証紙 | 収入印紙 | 計 |
---|---|---|---|
10年間有効な旅券(20歳以上) | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効な旅券(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効な旅券(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
パスポートの申請手順
①必要書類を全てそろえる。
②住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請する。
必要書類を全てそろえる
一般旅券発給申請書を記入する等、必要書類を全てそろえます。
不明なことがあったらパスポート申請窓口に問い合わせてみましょう。
住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請する
基本的には住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請します。
ほとんどの市区町村役場にパスポート申請窓口が設けられているので、近くで済ませられてとても便利です。
場所や受付時間等の確認をしてから申請に行きましょう。
住民登録をしていない都道府県で申請する場合は住民票の写しが必要になります。
また、パスポートの申請は、ほとんどの都道府県で代理提出も認められています。
パスポートの受け取り
以下のものを持って、必ず本人が申請窓口に行きます。
・申請の時に渡された受理票(受領証)
・手数料(必要額の収入証紙及び収入印紙を受領証に貼り付ける)
パスポート申請のまとめ
パスポートの申請はそんなに複雑ではなく、基本的には住民票のある地域の役所に行けばいいだけなので、簡単です。
期間には余裕をもって準備、申請してください。
初めてのパスポート取得はとてもわくわく。